慰謝料を決める基準
慰謝料は、精神的苦痛に対する損害賠償ですので、数字で表すのが難しく、客観的な基準を一律に決めておくのも難しい問題です。
精神的苦痛は、ケースによって、異なりますので、個別に判断していくしかありませんが、おおまかな傾向としては、次のようになります。
■ 離婚の原因となった責められるべき行為の種類や程度、期間を考慮してその行為によって受けた精神的苦痛が大きければ、額は高い。
■ 責められるべき行為の責任の程度が大きければ、額は高い。ただし、双方に責任がある場合には、減額されます。
■ 婚姻期間が長く、年齢が高いほど高い。
■ 未成年の子がいるほうが、いない場合に比べて高い。
■ 責められるべき行為をした相手の経済状態がよく、社会的地位が高いほど、高い。
■ 財産分与の額が大きければ、慰謝料の額は、低い。
上記のほかに、離婚に至った経緯なども考慮することになりますので、やはり、個別のケースに応じて、判断していくしかありません。
ただ、離婚に関しては、「早く別れたい!」という方も多いと思いますので、細かく事情を判断するのではなく、判例をもとに、大まかに判断して、折り合いをつけて、早く新生活をスタートする方も多く見受けられます。
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